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2011/10/06

シニアネット 『おいおい』 第1045号

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シニアネット『おいおい』    第1045号  (2011年10月06日)
 
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━━━━━CONTENTS━━━━━━━━ 
巻頭俳句 「新米」の香りは素晴らしい。焚きたてのふっくらとしたご飯。おかずは不要。
社説要約 2012年度の予算の概算要求がまとまった。歳出を圧縮する努力が必要だ。
身辺雑記  「今年米」と新栗を頂きました。美味しく「栗ご飯」に感謝しました。
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━━ 巻頭俳句 ━━━━━━━━━━━━
 
新米を食うて養ふ和魂かな      村上鬼城 (1865-1938)

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 今年秋に収穫されたばかりの米。新米とか今年米は安らかな響きがある。新米を手に取り見る句が多い。新米が1年間飢えずに生活する。新米を実際に食べて見る。ほかほかの新米を食べると大和魂という意気込みを見る思いがする。日本に生れてよかったという感想を持つ。炊きたてのふっくらとした「ご飯」。おかずは不要。新鮮な卵ご飯。佃煮。梅干。何でも美味しい。
 作者は江戸城内鳥取藩上屋敷に生まれた。18歳で突然難聴に襲われた。正岡子規と高浜虚子に師事して俳句を志す。1913年より「ホトトギス」の雑詠欄を飾る。「1918年9月までの51か月間の作者の上位入賞成績を見ると巻頭が17回、第2位が14回、第3位が9回になっている。」(『現代俳句事典』より)。
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┏━━ 社 説 要 約 ━━━━━━━━
財務省が締め切った2012年度予算の概算要求が出そろった。財政難の中、年々厳しさを増す予算編成だが、今年は一段と難航が予想される。今夏の首相交代劇の影響で作業が大幅に遅れているうえ、大規模な震災復興費用を盛り込む11年度第3次補正予算と連動して進める必要がある。
来年度一般会計予算の概算要求総額が過去最高の約98・5兆円となった。復興や原発事故関連など震災対策費を特別扱いとし、上限を設けず省庁の要求を認めたことだ。結果、3・5兆円に膨らんだ。

┏━━コラム「天声人語」(朝日新聞)━━━━━━━
6日;NYのウォール街の反乱
『「格安買い」と訳せばいいのか、後世に「史上最大のバーゲン」と呼ばれる取引が17世紀の米大陸であった。オランダの西インド会社が先住民からマンハッタン島を「買った」ことを言う▼払ったのは、はした金程度の酒類や日用品だったそうだ。のちに島はニューヨークの中心となる。ご存じの繁栄と富の集中を思えば、まさに格安だった。初期の移住者は、先住民や外国の攻撃に備えて島の南部に丸太の壁(ウォール)を築いた。それが、世界の金融を引っ張る街の名の始まりという▼その街を「強欲資本主義の象徴」と非難する若者らのデモが広がっている。「ウォール街を占拠せよ」が合言葉。貧富の格差への怒りはネットで増殖し、全米に飛び火している▼3年前のリーマン・ショックは経済を揺るがし、米では金融機関に公的資金が注入された。なのに懲りもせず富を独占し、一方で貧困層は増え続ける。失業率は9%を超え、若い層はより厳しい。怒りはもっともだろう。背景を思えば政府も黙殺できまい▼オバマ大統領は就任演説で「富裕層だけを利していても国は繁栄できない」と高らかに語っていた。オバマ氏には若い支持者が多かった。抗議行動は、民主党大統領への期待の残り火であるとともに、裏切られた思いの異議申し立てでもあろう▼17世紀のウォール街の防壁は、その後に木からレンガに変わり、銃も備えられたそうだ。時は流れていま、牙城に富と財を囲う一握りに、広い共感が集まるとは思えない。(604字)

┏━━ 社説要約(読売新聞)━━━━━━━━━
 5日;(1)予算概算要求 復興に「便乗」した無駄ないか
『東日本大震災の復興費や、成長分野に重点配分する「日本再生枠」への要求が膨らみ、一般会計の総額は過去最大の98兆円台に達した。震災復興を急ぐには、思い切った予算措置が必要である。だからといって、財政難の中で、各省庁が復興に名を借りた要求を上乗せすることは許されまい。今回の概算要求では、政策経費を1割カットし、削減分の1・5倍まで再生枠に要求できるようにした。歳出の大枠を11年度当初予算並みに抑える一方、復興費は別枠扱いで、要求に上限を設けない「青天井」としたのが特徴だ。復興費の要求は約3・5兆円にのぼった。被災地の道路整備や、がれき処分などは理解できるが、全国的な公共施設の耐震化、都内の文化財補修、途上国向け防災研修など直接、復興に役立つのか疑問が残る事業も含まれている。
 政府は5年間の復興費を19兆円と見込む。すでに成立した11年度第1、2次補正予算と、近く国会に提出する第3次補正に、来年度の要求額を単純に合計すると早くも18兆円を大きく上回る。まだ要求額を示していない原発事故の関連費用などが加われば、規模はさらに拡大しそうだ。復興費の大半は所得税などの臨時増税で賄われる。国民負担を抑えるためには、真に必要な事業に絞り込まねばならない。来年度予算の復興費は、今年度補正予算と連動し、実効性が期待できる内容にすべきである。復興予算を円滑に執行できるよう、政府と自治体が連携を強化して、被災地の再生計画の策定などを急ぐことも重要だ。
 一方、7000億円の再生枠には、各省庁から3倍近い約2兆円の要求が殺到した。景気回復を確実にするため、再生枠を有効に活用することが欠かせない。だが、省庁間で重複する事業や復興策と似た事業もある。精査を欠いた駆け込み要求がみられるのは問題だ。高校無償化、農家の戸別所得補償も今年度並みの要求となっている。これらも予算査定の焦点だ。財政再建と成長に目配りし、政策効果をどう見極めるか。野田政権の真価が問われよう。(825字)。

┏━━ 社説要約(日本経済新聞)━━━━
6日;(1)100兆円近くの予算とうてい組めない
来年度予算案の概算要求が締め切られ、一般会計の要求総額が過去最大の98.4兆円となった。100兆円近くの予算は到底組めない。歳出の抑制で国債の増発を抑えるべきだ。
http://allatanys.jp/oclk?page=C0005&pos=1&pid=N0000&cid=20111006NEN19195&oid=DGXDZO3537264006102011PE8001&url=http%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Fnews%2Feditorial%2Farticle%2Fg%3D96958A96889DE1E7E1E5E0E4E6E2E2E4E3E2E0E2E3E38297EAE2E2E3%3Fn_cid%3DDSANY001

┏━━ 社説要約(毎日新聞)━━━━━
6日;(1)概算要求98.5兆 聖域設けず絞り込みを
『政府が来年度予算の“目玉”に掲げる「日本再生重点化措置」の特別枠(7000億円)に約2兆円の要望が集まったこともある。これに年々増加する社会保障費や国債の償還・利払い費がのしかかった。政府の財政健全化計画に沿った形で歳出を目標圏内まで圧縮する作業が始まる。安住淳財務相は「鬼となって(絞り込みに)頑張りたい」と言うが、1人の頑張りには限界がある。政府と民主党が一丸となって総額の圧縮に取り組まねばならない。要求に重複や無駄がないか、緊急性や効果が低いものが含まれていないかなどをチェックする際に大事なのは、社会保障関連も含め、聖域を設けないことだ。
 震災関連も聖域であってはならない。放射性物質の除染など、歳出を惜しむべきでないものは当然ある。しかし、省庁間の重複や、「復興」の名を借りただけで実質は通常の予算扱いとすべきものも概算要求に少なからず含まれているようだ。復興関連は他の予算と違い、増税などであらかじめ財源を確保しておくことになっている。だからといって野放図に認めるようでは、納税者は到底、納得しないだろう。本当に被災地が必要としているか、目指している復興に貢献するものなのか、厳しく査定しなければならない。
 重点化枠も同じだ。「成長基盤の強化」「安心・安全社会の実現」など、定義が抽象的で何でもあてはまりそうなものだったため、「日本再生」になるのかと疑問に思える要求もあるようだ。復興枠にしても重点化枠にしても、本来なら省庁ごとに要求させるのではなく、関係閣僚でまず具体像を固めるべきだった。政府・与党の代表者による予算編成会議が今後、配分を議論するが、省庁の利害にとらわれず、政権としての優先順位を明確にしてもらいたい。無駄の削減では、行政刷新会議のフル活用が必要だ。政権交代前に民主党が強く唱えていた、省庁ごとの縦割り予算に「横串を刺す」手法のまさに出番である。(787字)。

┏━━身 辺 雑 記━━━━━━━━━
 京都市の芦田さんより新米と栗を頂いた。栗は早、中、晩植の3種をお父さんが郊外の家の庭に植えられたもの。その中生の収穫を頂いた。米も京都郊外で収穫した「今年米」である。早速、昨夜妻が小豆と栗で新米を焚いて呉れた。美味しい。自然のエネルギーをもらった。今日の昼も栗ご飯を食べた。新米はそれだけで美味しい。
 米は日本の農業を支えて来た。1年をゆったりと太陽と水で生育される。特に、夏の太陽が水を湯の様にすることが、豊作の秘訣だ。稲作には、88のプロセスが必要と言う。漢字の「米」を分解すると88になる。最近の農業は農業機械により、味気がなくなった。しかし、豊かな米の稔は嬉しい。「みずほの国」たる所以だろう。(300字)。

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